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2024/06/27 09:03

米国株大引け概況(詳報): ダウ小反発、S&P500とナスダックは続伸 無料記事

 26日のNY株式市場は、ハイテク株に見直し買いが続く中で全体相場を支える展開だった。主要指標のダウ平均が前日比215.64ドル(0.04%)高の3万9127.80ドルと反発し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が87.51ポイント(0.49%)高の1万7805.16ポイントと続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、8.60ポイント(0.16%)高の5477.90ポイントと続伸して引けている。
 27日に第1四半期の実質GDP(確報値)、28日に5月の米個人消費支出(PCE)物価指数など重要指標の発表を控え、ダウ平均は安く推移する場面がみられたものの、主力ハイテク株の物色で全体としてはしっかりした値動きだった。
 個別では、ネット通販大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.90%上昇。アナリストの強気見通しを受け、上場来の高値を更新した。時価総額が初めて2兆米ドル(約320兆円)を突破した。ほか、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.00%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.81%高と値を上げている。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)も0.24%高と小幅ながら続伸した。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち一般消費財や情報技術、コミュニケーションの3業種は上昇したが、エネルギーや金融など8業種が下落している。


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