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2024/10/21 08:55

米国株大引け概況(詳報): 小幅高、ダウ平均とS&P500は最高値 無料記事

 先週末18日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に強含む展開。主要指標のダウ平均が前日比36.86ドル(0.09%)高の4万3275.91ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が115.94ドル(0.63%)高の1万8489.55ポイントとそろって3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、23.20ポイント(0.40%)高の5864.67ポイントと反発で引けている。ダウ平均とS&P500は最高値を更新した。
 決算以外特にニュースが無いものの、主要3指数は6週連続でプラスとなった格好。引き続き、米経済の「ソフトランディング」に対する期待などが多い風となっている。主要大型ハイテク株の決算発表に先駆け、好決算でネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が11.09%高と急伸したことも投資マインドを下支えした。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(エネルギーのみ下落)。上昇率はすべて1%未満と小幅にとどまった。コミュニケーションや情報技術のほか、公益、ヘルスケアなどが幅広く強含んでいる。前述したネットフリックスのほか、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.23%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.78%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.78%高と値を上げた。
 決算銘柄の株価動向はまちまち。クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)が3.15%安、医療保険大手のCVSヘルス(@CVS/U)が5.23%安と値を下げる一方、外科手術システム大手のインテューイティブ・サージカル(@ISRG/U)が10.01%高と急伸している。


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