2024/09/09 09:29
米国株週間相場見通し:もみ合いか
今週のNY株式市場は、米金融政策のスタンスを気にしながら神経質な値動きとなりそうだ。
雇用環境の悪化ペースが現時点で緩やかなこともあり(8月の雇用者増加数が市場予想を下回ったが、平均時給や失業率が前回より改善)、次回FOMC(9月19日)での利下げ幅に関しては「0.25%にとどまる」との見方が多数。逆に0.5%の利下げ確率は29%まで低下した。これにより、先週末(6日)のナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体指数)がそれぞれ2.6%安、4.5%安と急落するなど、ハイテク・AI株の下落傾向が顕著となっている。
今週はまた、8月のインフレ指標が11日に発表されるうえ、前日10日夜には米大統領選のテレビ討論会も予定されるため、目先のマーケットは様子見ムードが強まりそうだ。
一方、期待材料としては本日9日に開催されるアップルの新製品イベントが挙げられる。何らかのサプライズが出た場合は、このところ大きく下げていたハイテク関連の反発のきっかけになるかもしれない。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
雇用環境の悪化ペースが現時点で緩やかなこともあり(8月の雇用者増加数が市場予想を下回ったが、平均時給や失業率が前回より改善)、次回FOMC(9月19日)での利下げ幅に関しては「0.25%にとどまる」との見方が多数。逆に0.5%の利下げ確率は29%まで低下した。これにより、先週末(6日)のナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体指数)がそれぞれ2.6%安、4.5%安と急落するなど、ハイテク・AI株の下落傾向が顕著となっている。
今週はまた、8月のインフレ指標が11日に発表されるうえ、前日10日夜には米大統領選のテレビ討論会も予定されるため、目先のマーケットは様子見ムードが強まりそうだ。
一方、期待材料としては本日9日に開催されるアップルの新製品イベントが挙げられる。何らかのサプライズが出た場合は、このところ大きく下げていたハイテク関連の反発のきっかけになるかもしれない。
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