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2024/11/19 09:06

米国株大引け概況(詳報): ダウ3日続落、ナスダックとS&P500は反発 無料記事

 週明け18日のNY株式市場は、ハイテク株などに押し目買いが入る展開。主要指標のダウ平均は前営業日比55.39ドル(0.13%)安の4万3389.60ドルと小幅に3日続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が111.69ポイント(0.60%)高の1万8791.81ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、23.00ポイント(0.39%)高の5893.62ポイントと反発で引けている。
 先週は利下げ期待の後退で調整基調だったが、週明けは押し目買いが散見される流れ。寄り付きは主要3指数ともにほぼ横ばいでスタートしたが、金利の低下が追い風となった。米国債が買われ、長期金利を代表する10年債利回りが4.41%(↓0.03ポイント)に下がっている。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(ヘルスケアはほぼ横ばい、資本財のみ下落)。景気動向に敏感なエネルギーや素材のほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、一般消費財などのセクターが買われた。今週に決算発表を控えるGPU大手エヌビディア(@NVDA/U)が新製品の過熱問題で1.29%安と弱含んだものの、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が5.62%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.67%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が2.80%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.34%高と値を上げている。テスラに関しては、「次期トランプ政権が自動運転車の規制を緩和する可能性がある」と報じられたことがプラス材料視された。


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