2024/08/21 08:50
米国株大引け概況(詳報): 小反落、反発ラリーが停止
20日のNY株式市場は、手掛かり材料難で弱含む展開。主要指標のダウ平均が前日比61.56ドル(0.15%)安の4万834.97ドルと6営業日ぶりに反落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が59.83ポイント(0.33%)安の1万7816.94ポイントと9営業日ぶりに反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、11.13ポイント(0.20%)安の5597.12ポイントと9営業日ぶりに反落して引けている。
S&P500とナスダックの8日続伸が止まった形。過度な景気後退懸念による株価急落から立ち直りつつあるが、いくつかの重要イベントを控えやや様子見ムードが漂う。今週は21日に7月FOMC議事録の公表や雇用統計・基準改定値の発表があるほか、23日には「ジャクソンホール会議」でのパウエルFRB議長の講演などがある。米国債買いで長期金利を代表する10年債利回りが3.81%(↓0.06ポイント)に下がる一方、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は15.88(↑1.23)とやや上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。うちエネルギー(↓2%超)が下げたほか、素材、資本財、金融、情報技術などのセクターが弱含んだ。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が3.33%安、航空大手のボーイング(@BA/U)が4.20%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が1.63%安、金融大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が2.47%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.12%安と値を下げている。
一方、ディフェンシブな生活必需品やヘルスケアなど4業種は強含み。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が3.05%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.11%高、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.18%高と値を上げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
S&P500とナスダックの8日続伸が止まった形。過度な景気後退懸念による株価急落から立ち直りつつあるが、いくつかの重要イベントを控えやや様子見ムードが漂う。今週は21日に7月FOMC議事録の公表や雇用統計・基準改定値の発表があるほか、23日には「ジャクソンホール会議」でのパウエルFRB議長の講演などがある。米国債買いで長期金利を代表する10年債利回りが3.81%(↓0.06ポイント)に下がる一方、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は15.88(↑1.23)とやや上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。うちエネルギー(↓2%超)が下げたほか、素材、資本財、金融、情報技術などのセクターが弱含んだ。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が3.33%安、航空大手のボーイング(@BA/U)が4.20%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が1.63%安、金融大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が2.47%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.12%安と値を下げている。
一方、ディフェンシブな生活必需品やヘルスケアなど4業種は強含み。医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が3.05%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.11%高、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.18%高と値を上げている。
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