2024/10/08 09:05
米国株大引け概況(詳報): 反落、金利高を嫌気
週明け7日のNY株式市場は、米長期金利の上昇が嫌気される展開。主要指標のダウ平均は前営業日比398.51ドル(0.94%)安の4万1954.24ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は213.95(1.18%)安とそろって反落した。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、55.13ポイント(0.96%)安の5695.94ポイントと反落で引けている。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを早めるとの期待が後退する中、債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、一時、約2カ月ぶりの高水準をつけた。9月・米雇用統計の上振れや、中東情勢の混迷化による原油高がインフレ圧力を強めると警戒されている(WTI原油先物は3.7%高と5日続伸し、一時、約1カ月半ぶりの高値をつける)。
セクター別では、S&P500全11業種のうちエネルギーを除く10業種がマイナス。中でも、公益事業の下げが目立った。個別では、再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が4.25%安、電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が3.35%安で取引を終えている。
一方、原油高が追い風のエネルギーは高い。エクソン・モービル(@XOM/U)やダイヤモンドバック・エナジー(@FANG/U)、バレロ・エナジー(@VLO/U)などが買われている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを早めるとの期待が後退する中、債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、一時、約2カ月ぶりの高水準をつけた。9月・米雇用統計の上振れや、中東情勢の混迷化による原油高がインフレ圧力を強めると警戒されている(WTI原油先物は3.7%高と5日続伸し、一時、約1カ月半ぶりの高値をつける)。
セクター別では、S&P500全11業種のうちエネルギーを除く10業種がマイナス。中でも、公益事業の下げが目立った。個別では、再生可能エネルギー大手のネクステラ・エナジー(@NEE/U)が4.25%安、電力大手のデュークエナジー(@DUK/U)が3.35%安で取引を終えている。
一方、原油高が追い風のエネルギーは高い。エクソン・モービル(@XOM/U)やダイヤモンドバック・エナジー(@FANG/U)、バレロ・エナジー(@VLO/U)などが買われている。
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