2025/10/02 09:14
ADPの9月民間雇用統計は3.2万人減で下振れ、8月分を下方修正 
給与計算代行サービス大手のオートマチック・データ・プロセッシング(@ADP/U)は1日、9月の全米雇用レポートを発表し、民間の非農業部門雇用者数が前月比で3万2000人減少したことを明らかにした。増加を見込んでいた市場予想(5万1000人増)に反して減った格好。8月分についても「5万4000人増」→「3000人減」に下方修正している。
業種別では、製品製造業が3000人減、サービス業が2万8000人減となった。製品製造業では、自然資源・鉱業が4000人増えたが、建設業と製造業がそれぞれ5000人、2000人ずつ減っている。サービス業では、教育・医療サービスが3万3000人増えたものの、プロフェッショナル・ビジネスサービスが1万3000人減、レジャー・ホスピタリティが1万9000人減、その他サービスが1万6000人減と大幅に落ち込んだ。
企業規模別でみると、大企業(従業員数500人以上)が3万3000人増えたが、小型企業(従業員数49人以下)が4万人減、中型企業(従業員数50〜499人)が2万人減と落ち込んだ。
賃金上昇ペースは安定的。在職者の賃金が前年同月比4.5%増、転職者の賃金が6.6%増となった(前月は在職者が4.4%増、転職者が7.1%増)。
なお、今週末3日に米労働省労働統計局(BLS)が9月の雇用統計を発表する予定だったが、政府閉鎖の影響で遅れる見通し。非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比で約5万2000人増えると予想されている(8月実績は2万2000人増)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
業種別では、製品製造業が3000人減、サービス業が2万8000人減となった。製品製造業では、自然資源・鉱業が4000人増えたが、建設業と製造業がそれぞれ5000人、2000人ずつ減っている。サービス業では、教育・医療サービスが3万3000人増えたものの、プロフェッショナル・ビジネスサービスが1万3000人減、レジャー・ホスピタリティが1万9000人減、その他サービスが1万6000人減と大幅に落ち込んだ。
企業規模別でみると、大企業(従業員数500人以上)が3万3000人増えたが、小型企業(従業員数49人以下)が4万人減、中型企業(従業員数50〜499人)が2万人減と落ち込んだ。
賃金上昇ペースは安定的。在職者の賃金が前年同月比4.5%増、転職者の賃金が6.6%増となった(前月は在職者が4.4%増、転職者が7.1%増)。
なお、今週末3日に米労働省労働統計局(BLS)が9月の雇用統計を発表する予定だったが、政府閉鎖の影響で遅れる見通し。非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比で約5万2000人増えると予想されている(8月実績は2万2000人増)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。


