2020/04/02 08:34
大引け概況(詳報): 4%超の急落、一段の景気悪化を警戒
1日のNY株式市場は、景気の先行き不安が蒸し返されるなかで大きく売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比973.65ドル(4.44%)安の20943.51ドル、ナスダック総合指数が339.52ポイント(4.41%)安の7360.58ポイントとそろって大幅続落で取引を終えた。
新型コロナウイルスを巡る状況について、トランプ大統領が「今後2週間は非常に厳しくなる」と注意喚起したことで、経済活動停止の長期化や一段の景気悪化が警戒された。米政府によると、国内の感染死者数が10万〜24万人に上る可能性があるという。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて下落。生活必需品が約1.8%安と相対的に小幅な下げにとどまる半面、公益、不動産、金融が約6%安と大きく売られた。エネルギーや資本財、資源なども安い。
個別では、新型コロナによって打撃を受けている銘柄の下げがきつい。クルーズ大手のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が33.18%安、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が19.89%安、航空大手のデルタ・エア・ラインズ(@DAL/U)が16.33%安、ライブ・エンターテイメント大手のライブ・ネーション・エンターテインメント(@LYV/U)が14.47%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が12.36%安と急落した。
外出禁止令の長期化が警戒されるなか、アパレル小売各社も安い。カプリ・ホールディングス(@CPRI/U)が17.42%安、ギャップ(@GPS/U)が16.34%安、タペストリー(@TPR/U)が14.52%安と落ち込んでいる。S&P500構成銘柄から外された百貨店大手のメイシーズ(@M/U)も9.78%安と値を下げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新型コロナウイルスを巡る状況について、トランプ大統領が「今後2週間は非常に厳しくなる」と注意喚起したことで、経済活動停止の長期化や一段の景気悪化が警戒された。米政府によると、国内の感染死者数が10万〜24万人に上る可能性があるという。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて下落。生活必需品が約1.8%安と相対的に小幅な下げにとどまる半面、公益、不動産、金融が約6%安と大きく売られた。エネルギーや資本財、資源なども安い。
個別では、新型コロナによって打撃を受けている銘柄の下げがきつい。クルーズ大手のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が33.18%安、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が19.89%安、航空大手のデルタ・エア・ラインズ(@DAL/U)が16.33%安、ライブ・エンターテイメント大手のライブ・ネーション・エンターテインメント(@LYV/U)が14.47%安、航空機大手のボーイング(@BA/U)が12.36%安と急落した。
外出禁止令の長期化が警戒されるなか、アパレル小売各社も安い。カプリ・ホールディングス(@CPRI/U)が17.42%安、ギャップ(@GPS/U)が16.34%安、タペストリー(@TPR/U)が14.52%安と落ち込んでいる。S&P500構成銘柄から外された百貨店大手のメイシーズ(@M/U)も9.78%安と値を下げた。
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