2024/12/17 08:35
米国株大引け概況(詳報): まちまち、ナスダックは続伸で最高値
週明け16日のNY株式市場は、セクターごとに売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均が前営業日比110.58ドル(0.25%)安の4万3717.48ドルと8日続落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が247.17ポイント(1.24%)高の2万173.89ポイントと続伸して取引を終えた(ナスダックは最高値を更新)。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、22.99ポイント(0.38%)高の6074.08ポイントと反発で引けている。
17〜18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、利下げ期待が引き続き相場の追い風となった。ただ、インフレ指標が気掛かりななかで先週末に急上昇した10年債利回りはこの日も4.41%(↑0.01ポイント)と小幅に上げ、相場の重しとなっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち4業種が上昇。なかでも大型ハイテク株を含む一般消費財、コミュニケーション、情報技術が軒並み1%余り買われた。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が6.14%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.40%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.60%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.17%高と値を上げている。また、先週末に最高値を更新した半導体大手ブロードコム(@AVGO/U)が11.21%高と、この日も大幅続伸を記録した。
一方、ディフェンシブなヘルスケアや公益、景気動向に敏感なネルギー、素材といった7業種は下落。医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が4.22%安、CVSヘルス(@CVS/U)が5.61%安、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が2.93%安、通信キャリア大手のAT&T(@T/U)が3.34%安と値を下げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
17〜18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、利下げ期待が引き続き相場の追い風となった。ただ、インフレ指標が気掛かりななかで先週末に急上昇した10年債利回りはこの日も4.41%(↑0.01ポイント)と小幅に上げ、相場の重しとなっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち4業種が上昇。なかでも大型ハイテク株を含む一般消費財、コミュニケーション、情報技術が軒並み1%余り買われた。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が6.14%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.40%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.60%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.17%高と値を上げている。また、先週末に最高値を更新した半導体大手ブロードコム(@AVGO/U)が11.21%高と、この日も大幅続伸を記録した。
一方、ディフェンシブなヘルスケアや公益、景気動向に敏感なネルギー、素材といった7業種は下落。医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が4.22%安、CVSヘルス(@CVS/U)が5.61%安、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が2.93%安、通信キャリア大手のAT&T(@T/U)が3.34%安と値を下げている。
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