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2024/12/30 08:51

米国株大引け概況(詳報): 下落、ハイテク株などに売り 無料記事

 先週末27日のNY株式市場は、ハイテク株を中心に軟調な展開。主要指標のダウ平均が前日比333.59ドル(0.77%)安の4万2992.21ドルと6営業日ぶりに反落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が298.33ポイント(1.49%)安の1万9722.03ポイントと続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、66.75ポイント(1.11%)安の5970.84ポイントと続落で引けている。
 「サンタクロース・ラリー」の影響で主要指数は週間で上昇して終えたが、年末を控え、利益確定売りに押された格好。金利の高止まりが警戒された。米次期政権がインフレ圧力につながるとの懸念がくすぶるなか、長期金利を代表する10年債利回りは4.63%(↑0.05ポイント)に上昇している。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落(REIT、生活必需品はやや上昇)。大型ハイテク株を含む一般消費財、情報技術のほか、資本財、金融など幅広いセクターが売られた。ハイテク株への売りが目立ち、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.95%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.45%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.09%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.73%安、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.32%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が1.45%安と値を下げている。


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