2025/05/16 09:10
4月のPPIは前月比0.5%低下、予想外の下落 
米労働省労働統計局は15日、4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス、2009年11月=100)を発表し、季節調整後で前月比0.5%低下したことを明らかにした。上昇を想定していた市場予想(↑約0.2%)に反して下落した格好だ。前年同月比では2.4%上昇した(市場予想:↑約2.5%)。
食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコアPPIは前月比で0.1%低下(市場予想:↑約0.3%)。前年同月比では2.9%上昇した。
カテゴリー別では、最終需要向け財が前月比横ばいとなる半面、最終需要向けサービスが0.7%低下した。最終需要向けサービスのうち、貿易と輸送・倉庫がそれぞれ1.6%、0.4%ずつ下がっている。
毎月9営業日に発表されるこの統計は、商品やサービスの国内生産者が出荷時に得た販売価格の経時変化を平均化したもの。消費者物価指数(CPI)が買い手側からの視点で測定していることとは対照的に、PPIは売り手側の視点から測定している点が異なる。PPIの調査品目は約1万点に上り、ほぼすべての財が含まれるが、サービスについては国勢調査対象の約72%にとどまる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコアPPIは前月比で0.1%低下(市場予想:↑約0.3%)。前年同月比では2.9%上昇した。
カテゴリー別では、最終需要向け財が前月比横ばいとなる半面、最終需要向けサービスが0.7%低下した。最終需要向けサービスのうち、貿易と輸送・倉庫がそれぞれ1.6%、0.4%ずつ下がっている。
毎月9営業日に発表されるこの統計は、商品やサービスの国内生産者が出荷時に得た販売価格の経時変化を平均化したもの。消費者物価指数(CPI)が買い手側からの視点で測定していることとは対照的に、PPIは売り手側の視点から測定している点が異なる。PPIの調査品目は約1万点に上り、ほぼすべての財が含まれるが、サービスについては国勢調査対象の約72%にとどまる。
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