2025/07/17 08:26
6月のPPIは前月比で横ばい、市場予想を下回る 
米労働省労働統計局は16日、6月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)を発表し、季節調整後で前月比横ばいだったことを明らかにした。市場予想(↑約0.2%)を下回っている。前年同月比では2.3%上昇した(市場予想:↑約2.5%)。
食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコアPPIも前月比で横ばい(市場予想:↑約0.2%)。前年同月比では2.5%上昇した(市場予想:↑約2.7%)。
カテゴリー別では、最終需要向けサービスが前月比0.1%低下する一方、最終需要向け財が0.3%上昇した。最終需要向け財の上昇は、通信関連機器の価格上昇やガソリン、住宅用電力などの値上がりが影響している(一方、鶏卵価格が21.8%下落したことなどが相殺要因)。最終需要向けサービスでは、旅行宿泊サービスの価格が4.1%下落したことが全体を押し下げた。
毎月9営業日に発表されるこの統計は、商品やサービスの国内生産者が出荷時に得た販売価格の経時変化を平均化したもの。消費者物価指数(CPI)が買い手側からの視点で測定していることとは対照的に、PPIは売り手側の視点から測定している点が異なる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコアPPIも前月比で横ばい(市場予想:↑約0.2%)。前年同月比では2.5%上昇した(市場予想:↑約2.7%)。
カテゴリー別では、最終需要向けサービスが前月比0.1%低下する一方、最終需要向け財が0.3%上昇した。最終需要向け財の上昇は、通信関連機器の価格上昇やガソリン、住宅用電力などの値上がりが影響している(一方、鶏卵価格が21.8%下落したことなどが相殺要因)。最終需要向けサービスでは、旅行宿泊サービスの価格が4.1%下落したことが全体を押し下げた。
毎月9営業日に発表されるこの統計は、商品やサービスの国内生産者が出荷時に得た販売価格の経時変化を平均化したもの。消費者物価指数(CPI)が買い手側からの視点で測定していることとは対照的に、PPIは売り手側の視点から測定している点が異なる。
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