2025/08/14 08:22 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 利下げ期待で続伸、ナスダックとS&P500が最高値 
13日のNY株式市場は、リスクオンの姿勢が続く展開。主要指標のダウ平均が前日比463.66ドル(1.04%)高の4万4922.27ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が31.24ポイント(0.14%)高の2万1713.14ポイントとそろって続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、20.82ポイント(0.32%)高の6,466.58ポイントと続伸で終了。ナスダックとS&P500は連日で最高値を切り上げている。小型株を代表するラッセル2000指数も、45.28ポイント(1.98%)高の2328.06ポイントと大幅続伸で引けた。
利下げ期待が引き続き追い風。前日発表された7月消費者物価指数(CPI)の内容が低調だったことを受け、利下げに対する楽観論が高まっている。この日はベッセント財務長官が「FRBは政策金利を1.50〜1.75ポイントほど引き下げるべき」と述べ、9月会合での0.50ポイント利下げを皮切りに一連の利下げが可能との見解を示した。利下げ観測が高まるなかで米国債は買われ、2年債利回りが3.67%(↓0.06ポイント)、10年債利回りが4.23%(↓0.06ポイント)と下がっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が軒並み上昇。素材、ヘルスケア、一般消費財、エネルギーといったセクターが1%余り上げた。住宅建設大手のDRホートン(@DHI/U)が4.61%高、レナー(@LEN/U)が5.16%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.82%高と値を上げている。このほか、塗料大手のシャーウィン・ウィリアムズ(@SHW/U)が3.00%高、鉄鋼大手のニューコア(@NUE/U)が3.12%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が3.91%高と買われた。
一方、コミュニケーションや情報技術など3業種は逆行安。大型ハイテク株は明暗分かれ、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.60%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.40%高と強含む半面、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.26%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.55%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.64%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.86%安と弱含んだ。前日引け後に決算を発表したGPUクラウドのコアウィーブ(@CRWV/U)は20.83%安と急落している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
利下げ期待が引き続き追い風。前日発表された7月消費者物価指数(CPI)の内容が低調だったことを受け、利下げに対する楽観論が高まっている。この日はベッセント財務長官が「FRBは政策金利を1.50〜1.75ポイントほど引き下げるべき」と述べ、9月会合での0.50ポイント利下げを皮切りに一連の利下げが可能との見解を示した。利下げ観測が高まるなかで米国債は買われ、2年債利回りが3.67%(↓0.06ポイント)、10年債利回りが4.23%(↓0.06ポイント)と下がっている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が軒並み上昇。素材、ヘルスケア、一般消費財、エネルギーといったセクターが1%余り上げた。住宅建設大手のDRホートン(@DHI/U)が4.61%高、レナー(@LEN/U)が5.16%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.82%高と値を上げている。このほか、塗料大手のシャーウィン・ウィリアムズ(@SHW/U)が3.00%高、鉄鋼大手のニューコア(@NUE/U)が3.12%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が3.91%高と買われた。
一方、コミュニケーションや情報技術など3業種は逆行安。大型ハイテク株は明暗分かれ、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.60%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.40%高と強含む半面、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.26%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.55%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.64%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.86%安と弱含んだ。前日引け後に決算を発表したGPUクラウドのコアウィーブ(@CRWV/U)は20.83%安と急落している。
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