2025/02/05 08:57
米国株大引け概況(詳報): 反発、大型ハイテク株が高い 
4日のNY株式市場は、大型ハイテク株を中心に押し目買いが入る展開。主要指標のダウ平均が前日比134.13ドル(0.30%)高の4万4556.04ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が262.06ポイント(1.35%)高の1万9654.02ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、43.31ポイント(0.72%)高の6037.88ポイントと反発で引けている。
「トランプ関税」を巡る懸念がやや後退したことが相場の追い風。前日引け後に対カナダ関税の発動を1カ月延期することが公表されたこと、対中関税に対する報復措置が象徴的なものにとどまったことなどがプラス材料視された。一方、労働指標は弱めの結果。昨年12月のJOLT求人件数は760万件に減り、市場予想(約800万件)を下回っている。米国債への買いが優勢となり、2年債利回りが4.21%(↓0.04ポイント)、10年債利回りが4.51%(↓0.05ポイント)に下がった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。エネルギーのほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術、一般消費財などのセクターが買われた。引け後の決算発表を控えたネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.50%高と上昇したほか、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.10%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.71%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.95%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が2.22%高と値を上げている。また、前日引け後に好決算・ガイダンスを発表したビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)は23.99%高と急騰し、上場来高値を更新した。
一方、公益や生活必需品など4業種は下落。 飲料大手の ペプシコ(@PEP/U)が4.51%安、キューリグ・ドクターペッパー(@KDP/U)が3.87%安、スナック菓子大手モンデリーズ・インターナショナル(@MDLZ/U)が2.25%安、化粧品大手のエスティ・ローダー(@EL/U)が16.07%安、 家庭用品メーカーのクロロックス(@CLX/U)が7.24%安と売り込まれた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「トランプ関税」を巡る懸念がやや後退したことが相場の追い風。前日引け後に対カナダ関税の発動を1カ月延期することが公表されたこと、対中関税に対する報復措置が象徴的なものにとどまったことなどがプラス材料視された。一方、労働指標は弱めの結果。昨年12月のJOLT求人件数は760万件に減り、市場予想(約800万件)を下回っている。米国債への買いが優勢となり、2年債利回りが4.21%(↓0.04ポイント)、10年債利回りが4.51%(↓0.05ポイント)に下がった。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。エネルギーのほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術、一般消費財などのセクターが買われた。引け後の決算発表を控えたネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.50%高と上昇したほか、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が2.10%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.71%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.95%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が2.22%高と値を上げている。また、前日引け後に好決算・ガイダンスを発表したビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)は23.99%高と急騰し、上場来高値を更新した。
一方、公益や生活必需品など4業種は下落。 飲料大手の ペプシコ(@PEP/U)が4.51%安、キューリグ・ドクターペッパー(@KDP/U)が3.87%安、スナック菓子大手モンデリーズ・インターナショナル(@MDLZ/U)が2.25%安、化粧品大手のエスティ・ローダー(@EL/U)が16.07%安、 家庭用品メーカーのクロロックス(@CLX/U)が7.24%安と売り込まれた。
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