休場明け26日のNY株式市場は、前営業日終値を挟んで小幅にもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前営業日比28.77ドル（0.07％）高の4万3325.80ドルと小幅に5日続伸する半面、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が10.77ポイント（0.05％）安の2万20.36ポイントと4営業日ぶりに反落で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、2.45ポイント（0.04％）安の6037.59ポイントとやや弱含んで引けている。一方、小型株を代表するラッセル2000指数は、20.34ポイント（0.90％）高の2280.19ポイントと上昇した。
　クリスマスの休場明けで市場参加者が少ない状態。総じて活気のない雰囲気で、どのセクターの値動きも鈍かった。一時上昇していた金利もほぼ横ばいに戻っている（長期金利を代表する10年債利回りは4.58％と0.01ポイント下落）。
　セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が上昇。金融やヘルスケア、情報技術などのセクターが小幅に強含んだ。半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が2.37％高、金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が0.34％高、医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が1.00％高、物流大手のフェデックス(@FDX/U)が2.51％高とやや買われている。
　一方、大型ハイテク株を含む一般消費財やコミュニケーションなど5業種は下落。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.76％安、 EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.87％安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が0.72％安、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が0.86％安と値を下げた。


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