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2025/02/17 09:00

米国株週間相場見通し:堅調な値動きか 無料記事

  今週のNY株式市場は、トランプ関税不安の後退と利下げ観測の再浮上を受けて底堅く推移しそうだ。トランプ大統領が相互関税の導入に署名したことについても、4月1日の実施とされたことで「まだ交渉の余地が残る」との見方が強まった格好。なお先行きは不透明ながら、以前ほど悲観的なムードでもない。
 ポジティブな材料としては、利下げ観測が再び強まりはじめたことがある。先週発表された1月の小売売上高が前月比0.9%減と市場予想(0.2%減)を大きく下回ったことで、10年債利回りが4.476%まで低下。市場では、9月までの利下げ実施が有力視されている。
 ただ、企業業績には不安感が残る。これまで発表された24年10〜12月決算は予想を上回る結果が多く見られたものの、将来見通し(ガイダンス)は予想を下回る内容が少なくなかった。今週発表されるエヌビディアやセールスフォース、ホームデポなどの業績やガイダンスにも注意する必要があろう。


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