2025/09/29 08:36
米国株大引け概況(詳報): 反発、利下げ期待が根強い 
先週末26日のNY株式市場は、3日続落後に押し目買いが入る展開。主要指標のダウ平均が前日比299.97ドル(0.65%)高の4万6247.29ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が99.37ポイント(0.44%)高の2万2484.07ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、38.98ポイント(0.59%)高の6643.70ポイントと反発で引けている。
主要インフレ指標が市場予想通りだったことが市場の安定感につながった形。この日発表された8月のPCE価格指数は前月比↑0.3%、前年同月比↑2.7%と前月(それぞれ↑0.2%、↑2.6%)からやや加速したが、ともに市場予想に一致した。「FedWatch」ツールによると、年内あと2回の利下げが行われるとの見方は根強い状態が続いている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(生活必需品のみ小幅安)。公益、一般消費財、素材、ヘルスケアなど幅広いセクターが堅調だった。個別では、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.02%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.75%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.87%高、半導体大手のインテル(@INTC/U)が4.44%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が3.62%高と買われている。
また、ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ(@EA/U)と同業テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア(@TTWO/U)はそれぞれ14.87%、4.49ずつ急伸。エレクトロニック・アーツに関しては「投資家グループが早ければ来週にもエレクトロニック・アーツを非公開化することで合意に近づいている」との観測が浮上したことが刺激材料となった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主要インフレ指標が市場予想通りだったことが市場の安定感につながった形。この日発表された8月のPCE価格指数は前月比↑0.3%、前年同月比↑2.7%と前月(それぞれ↑0.2%、↑2.6%)からやや加速したが、ともに市場予想に一致した。「FedWatch」ツールによると、年内あと2回の利下げが行われるとの見方は根強い状態が続いている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(生活必需品のみ小幅安)。公益、一般消費財、素材、ヘルスケアなど幅広いセクターが堅調だった。個別では、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.02%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.75%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.87%高、半導体大手のインテル(@INTC/U)が4.44%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が3.62%高と買われている。
また、ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ(@EA/U)と同業テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア(@TTWO/U)はそれぞれ14.87%、4.49ずつ急伸。エレクトロニック・アーツに関しては「投資家グループが早ければ来週にもエレクトロニック・アーツを非公開化することで合意に近づいている」との観測が浮上したことが刺激材料となった。
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