2025/05/19 08:55
米国株大引け概況(詳報): 上昇、S&P500は5日続伸 
先週末16日のNY株式市場は、ディフェンシブセクター優位の相場展開。主要指標のダウ平均が前日比331.99ドル(0.78%)高の4万2654.74ドルと続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が98.78ポイント(0.52%)高の1万9211.10ポイントと反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、41.45ポイント(0.70%)高の5958.38ポイントと5日続伸で引けている。
主要指数は前日終値近辺でのもみ合いからスタートしたが、徐々に買いが強まる流れ。引き続き、米中貿易戦争の懸念後退への楽観的な見方が追い風となっている。朝方は、5月ミシガン大学消費者信頼感指数が50.8(前月比↓1.4ポイント)と2022年6月以来の低水準をつけ、インフレ期待がさらに上昇したことが逆風となっていた。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は17.24(↓0.59)と小幅ながら低下基調が続いている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(エネルギーのみ逆行安)。ヘルスケア、公益、REIT、生活必需品、資本財など幅広いセクターが堅調だった。このところ売り込まれていた医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が6.40%高と反発したほか、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が3.29%高、電力大手のヴィストラ(@VST/U)が3.00%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.96%高、農機大手のディア(@DE/U)が2.94%高と値を上げている。ハイテク関連はまちまちだったが、AI関連銘柄の一角が底堅い。サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)とデル・テクノロジーズ(@DELL/U)は、それぞれ4.98%、2.99%ずつ上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主要指数は前日終値近辺でのもみ合いからスタートしたが、徐々に買いが強まる流れ。引き続き、米中貿易戦争の懸念後退への楽観的な見方が追い風となっている。朝方は、5月ミシガン大学消費者信頼感指数が50.8(前月比↓1.4ポイント)と2022年6月以来の低水準をつけ、インフレ期待がさらに上昇したことが逆風となっていた。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は17.24(↓0.59)と小幅ながら低下基調が続いている。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が上昇(エネルギーのみ逆行安)。ヘルスケア、公益、REIT、生活必需品、資本財など幅広いセクターが堅調だった。このところ売り込まれていた医療保険大手のユナイテッドヘルス(@UNH/U)が6.40%高と反発したほか、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が3.29%高、電力大手のヴィストラ(@VST/U)が3.00%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.96%高、農機大手のディア(@DE/U)が2.94%高と値を上げている。ハイテク関連はまちまちだったが、AI関連銘柄の一角が底堅い。サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)とデル・テクノロジーズ(@DELL/U)は、それぞれ4.98%、2.99%ずつ上昇した。
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