詳細
検索 (期間指定)
期間

2020/05/28 08:35

大引け概況(詳報): 続伸、米経済活動の再開期待が続く 無料記事

 27日のNY株式市場は、景気回復期待で買いが継続する展開。主要指標のダウ平均が前日比553.16ドル(2.21%)高の25548.27ドルと続伸し、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が72.14ポイント(0.77%)高の9412.36ポイントと3日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も買われ、44.36ポイント(1.48%)高の3036.13ポイントと3日続伸。3月4日以来初めて、200日移動平均線(3000ポイント)を上回った。
 米経済活動の再開が段階的に進むなか、景気底打ちに向けた楽観が引き続き相場を支えた。足元では、ウォルト・ディズニー(@DIS/U)がフロリダのテーマパークを7月11日から営業再開する計画を公表したほか、MGMリゾーツ(@MGM/U)もラスベガスのカジノ施設を6月4日に再開する方針を示している。
 政治絡みでは好悪材料がまちまち。ポンペオ国務長官が「香港の自治はもはや失われた」と議会に報告するなど、米中間で緊張が高まっていることがマイナス材料だが、追加刺激策の可能性が浮上したことはプラス材料だ。上院のマコネル院内総務はこのほど、5番目の新型コロナウイルス救済法案の検討を6月に進める方針を示している。
 セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。これまで相場をけん引していたコミュニケーションや情報技術が伸び悩む一方、金融や資本財など出遅れていた「バリュー株」の上げが目立った。銀行大手のジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が5.79%高、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が7.00%高、クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(@AXP/U)が7.33%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が7.21%高、建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が4.27%高と値を上げている。
 新型コロナウイルスの外出規制で打撃を受けたレジャー・一般消費財も引き続き買われた。百貨店大手のメイシーズ(@M/U)が19.61%高、アパレル大手のギャップ(@GPS/U)が18.37%高、クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が9.54%高、航空大手のアメリカン・エアラインズ・グループ(@AAL/U)が7.54%高と急伸している。



内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース