2025/12/30 08:23 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 続落、ハイテク株などが軟調 
週明け29日のNY株式市場は、薄商いのなかで弱含む展開。主要指標のダウ平均が前営業日比249.04ドル(0.51%)安の4万8461.93ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が118.75ポイント(0.50%)安の2万3474.35ポイントとそろって続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、24.20ポイント(0.35%)安の6905.74ポイントと続落で引けている。
クリスマス休暇明けで新規材料に引き続き乏しい状態。先週上昇した大型ハイテク株を中心に利益確定売りの動きが散見された。ウクライナやイラン絡みの地政学的なニュースが多かったが、企業関連ニュースは限定的だった。米国債はやや買われ、長期金利を代表する10年債利回りは4.11%(↓0.02ポイント)に低下している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が軒並み下落。素材や金融のほか、大型ハイテク株を含む一般消費財や情報技術などのセクターが軟調だった。半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.36%高と買われたものの、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.21%安、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が2.40%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.27%安と売られている。また、金や銀の価格が先週の最高値から急落するなか、産金大手のニューモント(@NEM/U)が5.64%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が2.94%安と売り込まれた。
一方、エネルギーや公益など4業種は上昇。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.19%高、コノコフィリップス(@COP/U)が1.19%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.71%高と強含んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
クリスマス休暇明けで新規材料に引き続き乏しい状態。先週上昇した大型ハイテク株を中心に利益確定売りの動きが散見された。ウクライナやイラン絡みの地政学的なニュースが多かったが、企業関連ニュースは限定的だった。米国債はやや買われ、長期金利を代表する10年債利回りは4.11%(↓0.02ポイント)に低下している。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が軒並み下落。素材や金融のほか、大型ハイテク株を含む一般消費財や情報技術などのセクターが軟調だった。半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.36%高と買われたものの、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が1.21%安、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が2.40%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が3.27%安と売られている。また、金や銀の価格が先週の最高値から急落するなか、産金大手のニューモント(@NEM/U)が5.64%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が2.94%安と売り込まれた。
一方、エネルギーや公益など4業種は上昇。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.19%高、コノコフィリップス(@COP/U)が1.19%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.71%高と強含んだ。
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