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2025/01/08 09:02

米国株大引け概況(詳報): 下落、金利上昇が懸念材料 無料記事

 7日のNY株式市場は、ハイテク株を中心に幅広く売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比178.20ドル(0.42%)安の4万2528.36ドルと続落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が375.30ポイント(1.89%)安の1万9489.68ポイントと反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、66.35ポイント(1.11%)安の5909.03ポイントと反落して終了。前日に上回った50日移動平均線(5950ポイント)を改めて下回っている。
 朝方は小幅高で寄り付いたが、堅調な主要経済指標を受けて金利が上昇したことが相場の逆風となった。昨年12月のISMサービス業景況感指数は54.1(↑2.0)に改善し(市場予想:約53.5)、同仕入れ価格指数が64.4(↑6.2)に上昇(市場予想:約57.5)。昨年11月のJOLT求人件数が上振れたこともあり、米景気の堅調さやインフレ圧力がくすぶっていることが示唆されるなか、長期金利を代表する10年債利回りは4.69%(↑0.06ポイント)に上昇している(昨年4月以来の高水準)。前日引け後にテクノロジー見本市「CES」でエヌビディア(@NVDA/U)のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)の基調講演が行われたこともあり、材料出尽くしで大型ハイテク株を売る動きが加速した。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が下落。情報技術(↓2%超)、一般消費財(↓2%超)、コミュニケーション(↓1%超)といったセクターで下げが目立った。前述したエヌビディアが6.22%安と急落したほか、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が4.06%安、サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューター(@SMCI/U)が5.68%安、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が7.81%安と売り込まれている。このほか、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が1.14%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.28%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.95%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.42%安と値を下げた。
 一方、エネルギーとヘルスケアの2業種は逆行高。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)やシェブロン(@CVX/U)がそれぞれ0.94%、1.58%ずつ上昇したほか、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が1.07%高、ジョンソン・エンド・ジョンソン(@JNJ/U)が1.79%高と強含んだ。


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