2025/07/01 08:38 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 続伸、ナスダックとS&P500は連日の最高値 
週明け6月30日のNY株式市場は、幅広いセクターで買いの勢いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比275.50ドル(0.63%)高の4万4094.77ドルと3日続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数は96.27ポイント(0.47%)高の2万369.73ポイントと6日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、31.88ポイント(0.52%)高の6204.95ポイントと3日続伸で引けている。ナスダックとS&P500は再び過去最高値を切り上げた格好だ。
この日も高く寄り付いた。カナダが週末に、米国との貿易協定を円滑に進めるため、「デジタルサービス税(DST)」の導入を撤回したことが好感されている。貿易交渉や支出法案審議などの不透明感がくすぶるなか、主要株価指数の上昇幅は一時縮小したものの、引けにかけて再び拡大。IT機器大手アップル(@AAPL/U)の音声アシスタント「Siri」について、外部AIモデルが活用される可能性をブルームバーグ通信が報じたことでアップル株が2.03%買われたことなどが寄与した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(エネルギーと一般消費財は下落)。情報技術、金融、ヘルスケア、資本財など幅広いセクターが堅調だった。アップルのほか、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が2.34%高、業務用ソフト・クラウド大手のオラクル(@ORCL/U)が3.99%高、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が4.27%高と買われている。
また、年次ストレステストに参加した銀行が全て合格したと発表されたことで、株主還元策が期待された金融株も堅調。ゴールドマン・サックス(@GS/U)が2.45%高、JPモルガン・チェース(@JPM/U)が0.98%高と強含んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この日も高く寄り付いた。カナダが週末に、米国との貿易協定を円滑に進めるため、「デジタルサービス税(DST)」の導入を撤回したことが好感されている。貿易交渉や支出法案審議などの不透明感がくすぶるなか、主要株価指数の上昇幅は一時縮小したものの、引けにかけて再び拡大。IT機器大手アップル(@AAPL/U)の音声アシスタント「Siri」について、外部AIモデルが活用される可能性をブルームバーグ通信が報じたことでアップル株が2.03%買われたことなどが寄与した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(エネルギーと一般消費財は下落)。情報技術、金融、ヘルスケア、資本財など幅広いセクターが堅調だった。アップルのほか、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が2.34%高、業務用ソフト・クラウド大手のオラクル(@ORCL/U)が3.99%高、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が4.27%高と買われている。
また、年次ストレステストに参加した銀行が全て合格したと発表されたことで、株主還元策が期待された金融株も堅調。ゴールドマン・サックス(@GS/U)が2.45%高、JPモルガン・チェース(@JPM/U)が0.98%高と強含んだ。
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