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2025/06/30 08:44

米国株大引け概況(詳報): 続伸、ナスダックとS&P500は最高値 無料記事

 先週末27日のNY株式市場は、貿易不安を乗り越えて最高値をつける展開。主要指標のダウ平均が前日比432.43ドル(1.00%)高の4万3819.27ドルと続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が105.55ポイント(0.52%)高の2万273.46ポイントと5日続伸して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、32.05ポイント(0.52%)高の6,173.07ポイントと続伸で終了。ナスダックとS&P500はともに過去最高値を更新した。
 ラトニック商務長官が前日夜に「米中が貿易協定の枠組みを最終決定した」と述べたことを受け、主要株価指数はプラス圏で始まった。中国からのレアアースが増えるとの期待感、米国がさらに主要貿易相手国10カ国と近いうちに合意に達する可能性などが報じられている。ただ、午後からは上昇幅を縮小(ナスダックとS&P500は一時マイナス圏まで下落)。トランプ大統領がSNSに「カナダとの貿易交渉を打ち切る」と投稿したことが嫌気されたものの、引けにかけて持ち直し、再び上昇へ転じている。長期金利を代表する10年債利回りは4.28%(↑0.04ポイント)に上昇したが、市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は16.32(↓0.27)にやや下がった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち9業種が上昇(エネルギーとヘルスケアは下落)。大型ハイテク株を含む一般消費財とコミュニケーションのほか、資本財、生活必需品など幅広いセクターが買われている。EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.85%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.88%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.04%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が1.26%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が5.91%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.30%高と値を上げた。
 他の個別動向では、決算発表後にスポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が15.19%高と急騰した。大幅減収減益だが上振れ、業績の底打ちが期待されている。


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