2025/05/29 08:57
米国株大引け概況(詳報): 反落、エヌビディアの決算発表控えやや様子見 
28日のNY株式市場は、前日の急伸から一転してやや軟調な展開。主要指標のダウ平均が前日比244.95ドル(0.58%)安の4万2098.70ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が98.22ポイント(0.51%)安の1万9100.94ポイントとそろって反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、32.99ポイント(0.56%)安の5888.55ポイントと反落で引けている。
GPU大手エヌビディア(@NVDA/U)の最新決算発表を引け後に控え、やや様子見ムードがくすぶる流れ。長期金利の上昇、トランプ政権の新たな対中規制観測(半導体設計ソフトウェア企業の対中販売停止)などが相場の懸念材料だった。米長期債は売られ、長期金利を代表する10年債利回りが4.48%(↑0.04ポイント)、30年債利回りが4.98%(↑0.03ポイント)に上昇している(30年債利回りは一時5%に達した)。
セクター別では、S&P500全11業種が全て下落。公益、素材、エネルギーといったセクターが1%余り売られた。電力大手のサザン・カンパニー(@SO/U)が1.89%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が1.89%安、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.36%安と値を下げている。大型ハイテク株は小動き。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)やSNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が強含む半面、前述したエヌビディアが0.51%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.72%安と弱含んだ。
他の個別動向では、前述した新たな対中規制観測を受け、半導体設計ソフトウェア企業が安い。ケイデンス・デザイン・システムズ(@CDNS/U)とシノプシス(@SNPS/U)がそれぞれ10.67%、9.64%ずつ急落した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
GPU大手エヌビディア(@NVDA/U)の最新決算発表を引け後に控え、やや様子見ムードがくすぶる流れ。長期金利の上昇、トランプ政権の新たな対中規制観測(半導体設計ソフトウェア企業の対中販売停止)などが相場の懸念材料だった。米長期債は売られ、長期金利を代表する10年債利回りが4.48%(↑0.04ポイント)、30年債利回りが4.98%(↑0.03ポイント)に上昇している(30年債利回りは一時5%に達した)。
セクター別では、S&P500全11業種が全て下落。公益、素材、エネルギーといったセクターが1%余り売られた。電力大手のサザン・カンパニー(@SO/U)が1.89%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が1.89%安、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が1.36%安と値を下げている。大型ハイテク株は小動き。IT機器大手のアップル(@AAPL/U)やSNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が強含む半面、前述したエヌビディアが0.51%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が0.72%安と弱含んだ。
他の個別動向では、前述した新たな対中規制観測を受け、半導体設計ソフトウェア企業が安い。ケイデンス・デザイン・システムズ(@CDNS/U)とシノプシス(@SNPS/U)がそれぞれ10.67%、9.64%ずつ急落した。
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