2025/02/26 08:57
米国株大引け概況(詳報): ダウ続伸、ナスダックとS&P500は4日続落 
25日のNY株式市場は、大型ハイテク株やグロース株を中心に売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比159.95ドル(0.37%)高の4万3621.16ドルと続伸する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が260.54ポイント(1.35%)安の1万9026.39ポイントと4日続落で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、28.00ポイント(0.47%)安の5955.25ポイントと4日続落で引けている。
トランプ関税への不安、米経済成長への懸念、対中半導体輸出規制の強化観測――などが相場の逆風。朝方発表された2月の消費者信頼感指数が105.3→98.3(市場予想:約102.5)に急低下したことで、投資家心理をさらに冷え込ませた。相対的に安全とされる米国債が一段と買われ、長期金利を代表する10年債利回りは4.29%(↓0.11ポイント)と急低下している。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は一時21余りまで上げる場面もあったが、19.43(↑0.45)まで上げ幅を縮めた。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が下落。エネルギーのほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術、一般消費財の3セクターで下げが目立った。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.39%安と急落したほか、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.11%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.59%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.80%安と売られている。中小型株も軟調で、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が3.13%安、広告プラットフォームのアップラビン(@APP/U)が8.13%安、スマホ証券のロビンフッド・マーケッツ(@HOOD/U)が8.03%安と売り込まれた。
一方、ディフェンシブな生活必需品やヘルスケアなど5業種は上昇。好決算でホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.84%高と買われたほか、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が4.29%高、会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が1.94%高、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が2.31%高と値をあげえた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
トランプ関税への不安、米経済成長への懸念、対中半導体輸出規制の強化観測――などが相場の逆風。朝方発表された2月の消費者信頼感指数が105.3→98.3(市場予想:約102.5)に急低下したことで、投資家心理をさらに冷え込ませた。相対的に安全とされる米国債が一段と買われ、長期金利を代表する10年債利回りは4.29%(↓0.11ポイント)と急低下している。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は一時21余りまで上げる場面もあったが、19.43(↑0.45)まで上げ幅を縮めた。
セクター別では、S&P500全11業種のうち6業種が下落。エネルギーのほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーション、情報技術、一般消費財の3セクターで下げが目立った。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が8.39%安と急落したほか、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.11%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が1.59%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が2.80%安と売られている。中小型株も軟調で、ビッグデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズ(@PLTR/U)が3.13%安、広告プラットフォームのアップラビン(@APP/U)が8.13%安、スマホ証券のロビンフッド・マーケッツ(@HOOD/U)が8.03%安と売り込まれた。
一方、ディフェンシブな生活必需品やヘルスケアなど5業種は上昇。好決算でホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が2.84%高と買われたほか、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が4.29%高、会員制・倉庫型店舗販売大手のコストコ・ホールセール(@COST/U)が1.94%高、医薬品大手のイーライ・リリー(@LLY/U)が2.31%高と値をあげえた。
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