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2025/04/04 09:02

米国株大引け概況(詳報): 関税懸念で急反落、主要3指数の下落率は4〜6% 無料記事

 3日のNY株式市場は、「相互関税」発表を受けてリスクオフの展開。主要指標のダウ平均が前日比1679.39ドル(3.98%)安の40,545.93ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が1050.44ポイント(5.97%)安の16,550.61ポイントとそろって大幅に反落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、274.45ポイント(4.84%)安の5396.52ポイントと反落で引けている。
 トランプ大統領は昨晩、全世界からの輸入品に一律10%の関税を課し、特定国からの輸入品により高い関税を課す計画を発表した。国別の関税率は、中国が34%(既存20%と合算して計54%)、日本が24%、ベトナムが46%、インドが26%、EU諸国が20%――等となっている。景気不安が高まるなか、リスク資産は急落。相対的に安全な米国債が買われ、2年債利回りが3.68%(↓0.18ポイント)、10年債利回りが4.03%(↓0.10ポイント)に急低下した。市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は30.02(↑8.51)と急上昇している。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が軒並み下落(生活必需品のみ逆行高)。大型ハイテク株を含む情報技術(↓6%超)、一般消費財(↓6%超)、コミュニケーション(↓4%超)、景気動向に敏感なエネルギー(↓7%超)、資本財(↓5%超)、金融(↓約5%)、素材(↓4%超)などの下げが大きかった。
 個別では、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が9.25%安、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が7.81%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が8.98%安、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が5.47%安、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が8.96%安と軒並み急落している。非ハイテク株も安い。原油安(↓6%超)で石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が5.26%安、金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が6.97%安、建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が8.64%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が12.28%安と売り込まれた。
 一方、生活必需品銘柄は逆行高。飲料大手のコカ・コーラ(@KO/U)が2.59%高、たばこ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(@PM/U)が3.78%高、日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(@PG/U)が1.71%高と買われた。


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