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2025/08/19 08:33

米国株大引け概況(詳報): 小動き、ジャクソンホール会議控え様子見 無料記事

 18日のNY株式市場は、方向感に欠ける展開。主要指標のダウ平均が前営業日比34.30ドル(0.08%)安の4万4911.82ドルと小反落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が6.79ポイント(0.03%)高の2万1629.77ポイントと小反発で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、0.65ポイント(0.01%)安の6449.15ポイントとほぼ横ばいで引けている。
 新規材料が少ない上、21日から始まるジャクソンホール会議を控えて様子見ムードが広がる流れ。パウエルFRB議長が22日に予定している講演が今週最も注目されるイベントになるとみられている。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち5業種が上昇。大型ハイテク株を含む一般消費財や情報技術のほか、資本財、金融などのセクターが強含んだ。電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.39%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.86%高、ITサービス管理(ITSM)大手のサービスナウ(@NOW/U)が2.86%高と買われている。このほか、「トーマ・ブラボーが買収交渉を進めているもよう」と報じられたソフトウェア大手のデイフォース(@DAY/U)が25.98%高と急騰した。
 一方、REITやコミュニケーション、素材、エネルギーなど6業種は下落。SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が2.27%安、肥料大手のCFインダストリーズ(@CF/U)が1.69%安、石油大手のコノコフィリップス(@COP/U)が1.40%安と値を下げた。


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