2020/05/19 08:37
大引け概況(詳報): 大幅高、ワクチン開発への期待で
週明け18日のNY株式市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発が進展するとの期待で全面高の商状。主要指標のダウ平均が前営業日比911.95ドル(3.85%)高の24597.37ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が220.27ポイント(2.44%)高の9234.83ポイントと大きく買われ、そろって3日続伸して取引を終えた。
新型コロナウイルスに対するワクチン候補について、バイオ医薬ベンチャーのモデルナ(@MRNA/U)が「第1相試験で効果が確認された」と発表したことが刺激材料。「治験に参加した45人全員が抗体を得た」という。第3相試験は予想より早い7月に開始できると見込まれている。
また、金融緩和などによる景気下支えも引き続き追い風。パウエルFRB議長は週末に放送されたTVインタビューで、経済支援に向けたあらゆる手段を講じる考えを改めて示したうえで、議会にも追加策を促した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて高い。経済の正常化期待が膨らむなか、エネルギーや資本財、金融などの上げが目立つ。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が7.95%高、石油サービス大手のシュルンベルジェ(@SLB/U)が12.54%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が12.87%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が14.21%高と値を上げた。金融セクターでは、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が5.30%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が8.78%高、シティグループ(@C/U)が8.95%高と買われている。
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた銘柄群も急伸。旅行口コミサイト大手のトリップアドバイザー(@TRIP/U)が21.42%高、旅行予約サイト大手のエクスペディア・グループ(@EXPE/U)が18.62%高、ホテル大手のマリオット・インターナショナル(@MAR/U)が17.38%高、クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が16.69%高、ライブ・エンターテイメント大手のライブ・ネーション・エンターテインメント(@LYV/U)が15.20%高と軒並み買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新型コロナウイルスに対するワクチン候補について、バイオ医薬ベンチャーのモデルナ(@MRNA/U)が「第1相試験で効果が確認された」と発表したことが刺激材料。「治験に参加した45人全員が抗体を得た」という。第3相試験は予想より早い7月に開始できると見込まれている。
また、金融緩和などによる景気下支えも引き続き追い風。パウエルFRB議長は週末に放送されたTVインタビューで、経済支援に向けたあらゆる手段を講じる考えを改めて示したうえで、議会にも追加策を促した。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて高い。経済の正常化期待が膨らむなか、エネルギーや資本財、金融などの上げが目立つ。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が7.95%高、石油サービス大手のシュルンベルジェ(@SLB/U)が12.54%高、航空機大手のボーイング(@BA/U)が12.87%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が14.21%高と値を上げた。金融セクターでは、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が5.30%高、ウェルズ・ファーゴ(@WFC/U)が8.78%高、シティグループ(@C/U)が8.95%高と買われている。
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた銘柄群も急伸。旅行口コミサイト大手のトリップアドバイザー(@TRIP/U)が21.42%高、旅行予約サイト大手のエクスペディア・グループ(@EXPE/U)が18.62%高、ホテル大手のマリオット・インターナショナル(@MAR/U)が17.38%高、クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が16.69%高、ライブ・エンターテイメント大手のライブ・ネーション・エンターテインメント(@LYV/U)が15.20%高と軒並み買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。