詳細
検索 (期間指定)
期間

2026/02/12 08:54

米国株大引け概況(詳報): 小幅安、S&P500はほぼ横ばい 無料記事

 11日のNY株式市場は、前日終値を挟んでもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比66.74ドル(0.13%)安の5万121.40ドルと小反落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が36.00ポイント(0.16%)安の2万3066.47ポイントと小幅に続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は、0.34ポイント(0.00%)安の6941.47ポイントとほぼ横ばいで引けている。
 この日発表された1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比13万人増と市場予想(約6万5000人増)を上回り、失業率も4.3%(↓0.1ポイント)に低下するという内容。米経済の堅調さを背景に当初買われたものの、その後利下げ期待が調整されるなか、やや慎重な値動きに転じた。米国債は売られ、長期金利を代表する10年債利回りは4.17%(↑0.03ポイント)に上昇している。VIX指数(恐怖指数)は17.65(↓0.14)とやや低下した。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち3業種が下落。金融のほか、大型ハイテク株を含むコミュニケーションや一般消費財といったセクターが軟調だった。巨額のAIインフラ投資を発表したビッグテック企業、AI代替懸念がくすぶるソフトウェア銘柄への売りが継続。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.15%安、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.39%安、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.39%安と軟調だったほか、IT大手のIBM(@IBM/U)が6.50%安、クラウド型顧客管理(CRM)ソフトウエア大手のセールスフォース(@CRM/U)が4.37%安、会計ソフト大手のインテュイット(@INTU/U)が5.15%安、ITサービス管理(ITSM)大手のサービスナウ(@NOW/U)が5.54%安と売り込まれている。ただ、半導体銘柄には買い戻しが入り、マイクロン・テクノロジー(@MU/U)が9.94%高、サンディスク(@SNDK/U)が10.65%高と急反発した(SOX指数は2.28%高)。
 一方、景気動向に敏感なエネルギーや素材、ディフェンシブな生活必需品や公益、ヘルスケアなど8業種は軒並み上昇。石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)が2.62%高、産金大手のニューモント(@NEM/U)が2.53%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が3.48%高、飲料大手のコカ・コーラ(@KO/U)が2.33%高、建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が4.39%高、発電設備大手のGEベルノバ(@GEV/U)が4.16%高と買われた。好決算や受注急増を発表したデータセンター向け電源・冷却機器大手のバーティブ・ホールディングス(@VRT/U)は24.49%高と急伸している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース