2020/04/07 08:46
大引け概況(詳報): 急反発、新型コロナの感染鈍化期待で7%高
週明け6日のNY株式市場は、新型コロナウイルスの懸念がやや薄らぐなかで買い戻される展開。主要指標のダウ平均が前営業日比1627.46ドル(7.73%)高の22679.99ドル、 ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が540.16ポイント(7.33%)高の7913.24ポイントとそろって急反発で取引を終えた。多くの機関投資家がベンチマークとしているS&P500指数も175.03ポイント(7.03%)高の2663.68ポイントと買われ、主要3指数が軒並み7%超の上昇を記録している。
感染拡大ペースの鈍化期待が強まる流れ。ホットスポット(一大感染地)であるNY州で1日の感染死者数が前日比で初めて減少したこと、感染者数の増加曲線に平坦化の兆しが表れ始めていること――などがプラス材料視された。全米で死者数が1万人を超えるなど、予断を許さない状況が続くものの、投資マインドは急激に改善している。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。情報技術セクター(↑8.78%)から生活必需品セクター(↑3.92%)まで幅広く買われた。なかでも新型コロナ危機で大きく売られていた銘柄の上げが目立つ。航空機大手のボーイング(@BA/U)が19.48%高、クルーズ大手のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が20.26%高、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が21.40%高、ホテル大手のマリオット・インターナショナル(@MAR/U)が19.48%高、カジノ大手のウィンリゾーツ(@WYNN/U)が16.97%高と値を上げた。
閉店を余儀なくされている小売・アパレル銘柄も「コロナ後」を見据えて買い戻される流れ。「マイケル・コース」を擁するカプリ・ホールディングス(@CPRI/U)が25.91%高、「コーチ」を手がけるタペストリー(@TPR/U)が17.58%高、百貨店大手のメイシーズ(@M/U)が17.05%高と上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
感染拡大ペースの鈍化期待が強まる流れ。ホットスポット(一大感染地)であるNY州で1日の感染死者数が前日比で初めて減少したこと、感染者数の増加曲線に平坦化の兆しが表れ始めていること――などがプラス材料視された。全米で死者数が1万人を超えるなど、予断を許さない状況が続くものの、投資マインドは急激に改善している。
セクター別では、S&P500全11業種がすべて上昇。情報技術セクター(↑8.78%)から生活必需品セクター(↑3.92%)まで幅広く買われた。なかでも新型コロナ危機で大きく売られていた銘柄の上げが目立つ。航空機大手のボーイング(@BA/U)が19.48%高、クルーズ大手のカーニバル・コーポレーション(@CCL/U)が20.26%高、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(@RCL/U)が21.40%高、ホテル大手のマリオット・インターナショナル(@MAR/U)が19.48%高、カジノ大手のウィンリゾーツ(@WYNN/U)が16.97%高と値を上げた。
閉店を余儀なくされている小売・アパレル銘柄も「コロナ後」を見据えて買い戻される流れ。「マイケル・コース」を擁するカプリ・ホールディングス(@CPRI/U)が25.91%高、「コーチ」を手がけるタペストリー(@TPR/U)が17.58%高、百貨店大手のメイシーズ(@M/U)が17.05%高と上昇した。
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