2020/11/26 08:42
大引け概況(詳報):ダウ反落、ナスダックは3日続伸で最高値更新
25日のNY株式市場は、売り買いが交錯する展開。主要指標のダウ平均は反落し、前日比173.77ドル(0.58%)安の2万9872.47ドルで引けた。一方、ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数は3日続伸し、57.61ポイント(0.48%)高の1万2094.40ポイントと終値ベースで9月2日以来の最高値を更新している。
前日に大きく上げていた反動で、ダウ平均は利益確定の売りに押された。最近の上昇をけん引していたシェブロン(@CVX/U)、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)、キャタピラー(@CAT/U)などが値を下げている。
構成ウェイトの大きいセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が5.37%安に沈んだこともダウ平均の重荷。「チャットツール大手スラックテクノロジーズ(@WORK/U)と買収交渉を続け、早ければ来週にも正式発表される」と報じられるなか、財務負担の増加が嫌気された(実現すれば、セールスフォースにとって過去最大規模の買収案件となる)。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち7業種が下落。なかでもエネルギーの下げがきつい。エクソン・モービル(@XOM/U)が2.79%下落したほか、バレロ・エナジー(@VLO/U)が3.52%安、EOGリソーシズ(@EOG/U)が2.61%安、コノコフィリップス(@COP/U)が1.76%安と売られた。
一方、情報技術は高い。ペイパル・ホールディングス(@PYPL/U)が4.11%高と急伸したのをはじめ、エヌビディア(@NVDA/U)が2.14%高、アドビ(@ADBE/U)が1.59%高、アップル(@APPL/U)が0.75%高と買われている。
他の個別動向では、アパレル大手のギャップ(@GPS/U)が19.61%安と急落。前日引け後に発表された20年8〜10月期決算で、希薄化後EPSが市場予想を下回ったことが嫌気されている。店舗閉鎖に伴う費用の増加などで、最終利益が前年同期を32%下回ったことが響いた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日に大きく上げていた反動で、ダウ平均は利益確定の売りに押された。最近の上昇をけん引していたシェブロン(@CVX/U)、ジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)、キャタピラー(@CAT/U)などが値を下げている。
構成ウェイトの大きいセールスフォース・ドットコム(@CRM/U)が5.37%安に沈んだこともダウ平均の重荷。「チャットツール大手スラックテクノロジーズ(@WORK/U)と買収交渉を続け、早ければ来週にも正式発表される」と報じられるなか、財務負担の増加が嫌気された(実現すれば、セールスフォースにとって過去最大規模の買収案件となる)。
セクター別では、S&P500指数を構成する全11業種のうち7業種が下落。なかでもエネルギーの下げがきつい。エクソン・モービル(@XOM/U)が2.79%下落したほか、バレロ・エナジー(@VLO/U)が3.52%安、EOGリソーシズ(@EOG/U)が2.61%安、コノコフィリップス(@COP/U)が1.76%安と売られた。
一方、情報技術は高い。ペイパル・ホールディングス(@PYPL/U)が4.11%高と急伸したのをはじめ、エヌビディア(@NVDA/U)が2.14%高、アドビ(@ADBE/U)が1.59%高、アップル(@APPL/U)が0.75%高と買われている。
他の個別動向では、アパレル大手のギャップ(@GPS/U)が19.61%安と急落。前日引け後に発表された20年8〜10月期決算で、希薄化後EPSが市場予想を下回ったことが嫌気されている。店舗閉鎖に伴う費用の増加などで、最終利益が前年同期を32%下回ったことが響いた。
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