2020/02/05 08:42
大引け概況(詳報): 大幅続伸、中国の景気対策に期待感
4日のNY株式市場は、「新型コロナウイルス問題により景気後退が懸念される中国で、大規模なテコ入れ策が打ち出される」と期待される中で買いが継続する展開。主要指標のダウ平均が前日比407.82ドル(1.44%)高の28807.63ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が194.57ポイント(2.10%)高の9467.97ポイントとそろって大幅続伸して取引を終えた(ナスダックは最高値を更新)。
中国政府が金融市場に連日で巨額の流動性を供給しているほか、「景気支援策を計画している」と伝えられたことが好感された。市場の不安心理を表すVIX指数が続落し、18近辺から16台まで低下している。
S&P500全11業種のうち、公益を除く10業種が軒並み上昇。なかでも半導体関連など中国向け売上比率の高い銘柄が買われた。IT端末大手のアップル(@AAPL/U)が3.30%上昇したほか、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.20%高、半導体設備大手のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が5.51%高、同業のラムリサーチ(@LRCX/U)が5.50%高と値を上げた。アップルについては、「製造を委託する台湾鴻海精密工業などが10日から生産を再開する」と報じられたことが好材料だ。
資本財セクターも上昇。建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が2.88%高、農機大手のディア・アンド・カンパニー(@DE/U)が3.88%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が2.61%高と値を上げている。
大型ネット銘柄も高い。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が3.29%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.27%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が2.76%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が3.08%高と買われた。
他の個別動向では、電気自動車(EV)大手のテスラ(@TSLA/U)が13.73%高と6日続伸し、連日で上場来高値を切り上げた(場中では24.22%高の968.99ドルと1000ドルの大台に接近)。年初から1カ月余りで株価を2倍以上に膨らませている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国政府が金融市場に連日で巨額の流動性を供給しているほか、「景気支援策を計画している」と伝えられたことが好感された。市場の不安心理を表すVIX指数が続落し、18近辺から16台まで低下している。
S&P500全11業種のうち、公益を除く10業種が軒並み上昇。なかでも半導体関連など中国向け売上比率の高い銘柄が買われた。IT端末大手のアップル(@AAPL/U)が3.30%上昇したほか、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が3.20%高、半導体設備大手のアプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が5.51%高、同業のラムリサーチ(@LRCX/U)が5.50%高と値を上げた。アップルについては、「製造を委託する台湾鴻海精密工業などが10日から生産を再開する」と報じられたことが好材料だ。
資本財セクターも上昇。建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が2.88%高、農機大手のディア・アンド・カンパニー(@DE/U)が3.88%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が2.61%高と値を上げている。
大型ネット銘柄も高い。IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が3.29%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が2.27%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が2.76%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が3.08%高と買われた。
他の個別動向では、電気自動車(EV)大手のテスラ(@TSLA/U)が13.73%高と6日続伸し、連日で上場来高値を切り上げた(場中では24.22%高の968.99ドルと1000ドルの大台に接近)。年初から1カ月余りで株価を2倍以上に膨らませている。
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