2020/11/30 09:43
◇週間相場見通し:底堅い値動きか
今週のNY市場は、内部環境の安定で堅調な地合いが続きそうだ。先週の市場が感謝祭休場を挟みながらも総じて強含みで推移したのは、ワクチン開発の進展もさることながら、やはり政局安定の期待によるところが大きい。トランプ大統領はまだ負けを認めていないものの、引き継ぎに対応する姿勢を見せている。こうしたなか、バイデン氏が次期財務長官にイエレン氏を指名する意向を表明したこともプラス材料。前FRB長官としての実績もあり、新政権では財政出動に前向きと見込まれている。
政局以外では、ブラックフライデー(感謝祭翌日セール)の消費活況も期待される状態。アドビの調査によると、感謝祭当日のネット小売売上高が前年比で2割以上も増加したという。また全米小売業協会は、年末商戦全体の売上高について「前年を4%前後上回る」と予測している。
なお今週は、雇用統計やISM製造業指数など重要な経済指標が相次いで発表されるが、今の地合いにあって、よほど下振れでもしない限りマーケットへの影響は限定的にとどまろう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
政局以外では、ブラックフライデー(感謝祭翌日セール)の消費活況も期待される状態。アドビの調査によると、感謝祭当日のネット小売売上高が前年比で2割以上も増加したという。また全米小売業協会は、年末商戦全体の売上高について「前年を4%前後上回る」と予測している。
なお今週は、雇用統計やISM製造業指数など重要な経済指標が相次いで発表されるが、今の地合いにあって、よほど下振れでもしない限りマーケットへの影響は限定的にとどまろう。
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