2019/01/08 08:32
大引け概況(詳報): 続伸、IT・消費セクターが高い
週明け7日のNY株式市場は、米国の景気減速に対する過度な懸念が後退するなかで買いが継続する展開。主要指標のダウ平均が前営業日比98.19ドル(0.42%)高の23531.35ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が84.61ポイント(1.26%)高の6823.47ポイントとそろって続伸して取引を終えた。
先週末の好材料(好調な雇用統計、パウエル米FRB議長のハト派的な発言など)が持続するなか、昨年第4四半期に売り込まれたITや消費などのセクターが買われている。また、この日から米中次官級通商協議が北京で開かれるため、交渉の進展も期待された。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、公益や生活必需品を除く9業種が上昇。なかでも大型ネット株の一角で上げが目立つ。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.44%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が5.97%高と値を上げた。大幅続伸したアマゾンは、時価総額でマイクロソフトを抜き、終値ベースで初の首位を奪取している。
半導体関連も上昇。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が5.29%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が8.26%高と急伸した。世界最大級の家電・技術見本市「CES 2019」にあわせて、それぞれ新製品を発表したことが刺激材料だ。
エネルギー関連も買いが優勢。原油先物が6日続伸するなか、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が1.30%高、独立系のデボン・エナジー(@DVN/U)が3.17%高、オフショア掘削サービス大手のトランスオーシャン(@RIG/U)が8.66%高と買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
先週末の好材料(好調な雇用統計、パウエル米FRB議長のハト派的な発言など)が持続するなか、昨年第4四半期に売り込まれたITや消費などのセクターが買われている。また、この日から米中次官級通商協議が北京で開かれるため、交渉の進展も期待された。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、公益や生活必需品を除く9業種が上昇。なかでも大型ネット株の一角で上げが目立つ。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.44%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が5.97%高と値を上げた。大幅続伸したアマゾンは、時価総額でマイクロソフトを抜き、終値ベースで初の首位を奪取している。
半導体関連も上昇。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が5.29%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が8.26%高と急伸した。世界最大級の家電・技術見本市「CES 2019」にあわせて、それぞれ新製品を発表したことが刺激材料だ。
エネルギー関連も買いが優勢。原油先物が6日続伸するなか、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が1.30%高、独立系のデボン・エナジー(@DVN/U)が3.17%高、オフショア掘削サービス大手のトランスオーシャン(@RIG/U)が8.66%高と買われた。
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