2023/02/20 13:21
米国株週間相場見通し:弱含みか 
今週4営業日(20日はプレジデントデーで休場)のNY株式市場は、利上げ動向の不透明感で上値の重い展開か。
金融政策を巡っては、3月FOMCでの0.5ポイント利上げ観測が一部で再び浮上しはじめている(現時点ではなお0.25%が優勢だが…)。セントルイス連銀やクリーブランド連銀の総裁が相次いで、物価上昇リスクを強調しつつ0.5ポイント利上げの必要性に言及したためだ。また、1月の生産者物価指数(PPI)が前月比+0.7%と予想(+0.4%)を大きく上回ったこともインフレ警戒感を強めている。
実際、すでに金利は上昇しはじめる状態。10年債利回りが一時3.9%、2年債が4.7%を突破する場面もあった(17日はその後、それぞれ4.62%、3.81%まで下落)。景気後退を示唆する逆イールドの拡大傾向が止まっていない状態だ。
こうした中、目先のマーケットは各種経済指標の内容に一喜一憂する展開か。今週発表される2月の米総合購買担当者景気指数(PMI)や1月のFOMC議事要旨をにらみながら、全体として神経質な値動きを強いられよう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
金融政策を巡っては、3月FOMCでの0.5ポイント利上げ観測が一部で再び浮上しはじめている(現時点ではなお0.25%が優勢だが…)。セントルイス連銀やクリーブランド連銀の総裁が相次いで、物価上昇リスクを強調しつつ0.5ポイント利上げの必要性に言及したためだ。また、1月の生産者物価指数(PPI)が前月比+0.7%と予想(+0.4%)を大きく上回ったこともインフレ警戒感を強めている。
実際、すでに金利は上昇しはじめる状態。10年債利回りが一時3.9%、2年債が4.7%を突破する場面もあった(17日はその後、それぞれ4.62%、3.81%まで下落)。景気後退を示唆する逆イールドの拡大傾向が止まっていない状態だ。
こうした中、目先のマーケットは各種経済指標の内容に一喜一憂する展開か。今週発表される2月の米総合購買担当者景気指数(PMI)や1月のFOMC議事要旨をにらみながら、全体として神経質な値動きを強いられよう。
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