2022/10/31 08:50
米国株大引け概況(詳報): ダウ6日続伸、ナスダックは反発
先週末28日のNY株式市場は、ハイテク株を中心に幅広く買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比828.52ドル(2.59%)高の3万2861.80ドルと6日続伸し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が309.78ポイント(2.87%)高の1万1102.45ポイントと急反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も上昇し、93.76ポイント(2.46%)高の3901.06ポイントで引けている。
市場は引き続き、大型ハイテク企業の決算内容に注目した。前日までアルファベット(@GOOGL/U)、マイクロソフト(@MSFT/U)、メタ・プラットフォームズ(@META/U)の決算やガイダンスが振るわず、株価急落につながるなか、この日はガイダンス下振れでアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が6.80%安と急落する一方、業績の上振れを発表したアップル(@AAPL/U)が7.55%高と買われたことが相場を下支えした。非ハイテク企業の決算が総じて堅調ななか、投資家心理の改善は継続。金利が上昇したものの(2年債利回りが↑0.14ポイントの4.41%、10年債利回りが↑0.09ポイントの4.01%)、VIX指数が25.75(↓1.64ポイント)と低下が続いた。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が軒並み上昇(アマゾンが含まれる一般消費財のみ小幅に下落)。なかでも大型ハイテク株が含まれる情報技術(↑4%超)、コミュニケーション(↑3%弱)などの上げが目立つ。個別動向では、前述したアップルが急伸したほか、IT大手のマイクロソフトが4.02%高、ネット検索大手のアルファベットが4.41%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.99%高、半導体大手のインテル(@INTC/U)が10.66%高と買われた。インテルに関しては、7〜9月業績の下振れや通期ガイダンスの下方修正が嫌気される一方、人員リストラを含めた積極的なコスト削減計画が好感されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
市場は引き続き、大型ハイテク企業の決算内容に注目した。前日までアルファベット(@GOOGL/U)、マイクロソフト(@MSFT/U)、メタ・プラットフォームズ(@META/U)の決算やガイダンスが振るわず、株価急落につながるなか、この日はガイダンス下振れでアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が6.80%安と急落する一方、業績の上振れを発表したアップル(@AAPL/U)が7.55%高と買われたことが相場を下支えした。非ハイテク企業の決算が総じて堅調ななか、投資家心理の改善は継続。金利が上昇したものの(2年債利回りが↑0.14ポイントの4.41%、10年債利回りが↑0.09ポイントの4.01%)、VIX指数が25.75(↓1.64ポイント)と低下が続いた。
セクター別では、S&P500全11業種のうち10業種が軒並み上昇(アマゾンが含まれる一般消費財のみ小幅に下落)。なかでも大型ハイテク株が含まれる情報技術(↑4%超)、コミュニケーション(↑3%弱)などの上げが目立つ。個別動向では、前述したアップルが急伸したほか、IT大手のマイクロソフトが4.02%高、ネット検索大手のアルファベットが4.41%高、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が4.99%高、半導体大手のインテル(@INTC/U)が10.66%高と買われた。インテルに関しては、7〜9月業績の下振れや通期ガイダンスの下方修正が嫌気される一方、人員リストラを含めた積極的なコスト削減計画が好感されている。
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