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2024/06/26 11:07

4月ケース・シラー住宅価格指数は前年比7.2%上昇、伸びやや鈍化 無料記事

 指数提供最大手のS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは25日、4月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数を発表し、20大都市圏指数(季節調整前)が329.78ポイントと前年同月比で7.2%上昇したことを明らかにした(前月比では1.4%上昇)。3月の上昇率(改定値↑7.5%)から減速したものの、市場予想(約7.0%)を上回っている。
 10大都市圏指数(同)と全米住宅価格指数(同)はそれぞれ346.89ポイント(前年同月比↑8.0%)、320.42ポイント(同↑6.3%)に上昇した(前月比ではそれぞれ↑1.4%、↑1.2%)。主要3指数は引き続き、過去最高値を更新している。
 主要都市別の年間上昇率は、20都市全てでプラス。西部のサンディエゴ(↑10.3%)、LA(↑8.6%)、中西部のシカゴ(↑8.7%)、クリーブランド(↑8.5%)、東部のNY(↑9.4%)などの上げが目立っている。
 米国で主要住宅価格指数の一つとされるS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数は、主要都市の一戸建て住宅の再販価格を基に算出され、2000年1月を基準値(100)としている。指数には、総合指数「全米住宅価格指数」のほか、「10大都市圏指数」と「20大都市圏指数」の3種類がある。


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