2025/05/01 09:38
ADPの4月民間雇用統計は6.2万人増、市場予想を大きく下回る 
給与計算代行サービス大手のオートマチック・データ・プロセッシング(@ADP/U)は4月30日、4月の全米雇用レポートを発表し、民間の非農業部門雇用者数が前月比で6万2000人増えたことを明らかにした。市場予想(約11万5000人増)を大幅に下回っている。3月分については、「15万5000人増」→「14万7000人増」にやや下方修正した。
業種別では、製品製造業とサービス業でそれぞれ2万6000人、3万4000人ずつ増えた。サービス業のうち、レジャー・ホスピタリティが2万7000人増、貿易・運輸・公益が2万1000人増、金融活動が2万人増と堅調だった半面、教育・医療サービスが2万3000人減、情報業が8000人減、専門・ビジネスサービスが2000人減と落ち込んでいる。
企業規模別でみると、500人以上の大企業で1万2000人増、50〜499人の中型企業で4万人増、従業員数49人以下の小型企業で1万1000人増となっている。
賃金上昇ペースはまちまち。在職者の賃金が前年同月比4.5%増と減速する一方、転職者の賃金が6.9%増と加速している(前月はそれぞれ4.6%増と6.7%増)。
なお、今週2日には、米労働省労働統計局(BLS)が4月の雇用統計を発表する予定。非農業部門就業者数(季節調整済み)が前月比で約13万5000人増えると予想されている(3月実績は22万8000人増)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
業種別では、製品製造業とサービス業でそれぞれ2万6000人、3万4000人ずつ増えた。サービス業のうち、レジャー・ホスピタリティが2万7000人増、貿易・運輸・公益が2万1000人増、金融活動が2万人増と堅調だった半面、教育・医療サービスが2万3000人減、情報業が8000人減、専門・ビジネスサービスが2000人減と落ち込んでいる。
企業規模別でみると、500人以上の大企業で1万2000人増、50〜499人の中型企業で4万人増、従業員数49人以下の小型企業で1万1000人増となっている。
賃金上昇ペースはまちまち。在職者の賃金が前年同月比4.5%増と減速する一方、転職者の賃金が6.9%増と加速している(前月はそれぞれ4.6%増と6.7%増)。
なお、今週2日には、米労働省労働統計局(BLS)が4月の雇用統計を発表する予定。非農業部門就業者数(季節調整済み)が前月比で約13万5000人増えると予想されている(3月実績は22万8000人増)。
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