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2025/07/04 08:39 NEW!!

6月のISMサービス業景況感指数は50.8で上振れ、拡大圏に回復 無料記事

 米サプライマネジメント協会(ISM)は3日、2025年6月の米サービス業景況感指数(Services PMI)を発表し、前月(49.9)を0.9ポイント上回る50.8に改善したことを明らかにした。景況判断の分かれ目となる「50」を前月に24年6月以来初めて下回っていたが、再浮上し、市場予想(約50.5)を上回っている。
 主要個別指標では、「雇用」が47.2(↓3.5ポイント)、「サプライヤー納期」が50.3(↓2.2ポイント)に低下する半面、「事業活動・生産」が54.2(↑4.2ポイント)、「新規受注」が51.3(↑4.9ポイント)に上向いた。なお、「(仕入れ)価格」は67.5(↓1.2ポイント)にやや下がっている。
 毎月第3営業日に発表されるNMIは、「非製造業における景気動向の先行指標」とされる重要指標。50が景気拡大・縮小の分岐点となっている。全国に点在するサービス会社の購買担当幹部が回答したアンケート調査を通じて作成された「事業活動・生産」「新規受注」「雇用」「サプライヤー納期(50以上で供給の遅延、50未満で供給が早いことを意味する)」の4つの個別指標(季節調整済み)に基づいて組成されている。


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